生活が楽しくなるログハウスのロフト
ログハウスでは2階をロフトと呼びます。
三角屋根の屋根裏に当たるからです。
だから一般住宅の2階とは大きく異なります。
ロフトは正しくログハウスの楽しみと言えるでしょう。
ドーマを設置して個室を設ける事も出来るし、ログハウスの醍醐味を味わえる空間にもなります。
ログハウスを建てるならば、ロフトはおすすめです。
是非、素敵なロフトを作りたいものです。
不思議で楽しいロフトの魅力
ロフトで高い天井空間を感じる
ログハウスの中央部分、三角屋根の頂点は最も高い部分です。
それを家の中から感じることができます。
ロフトからならログハウスの三角形を間近に見えます。
形が楽しいのもありますが、天井が高いというのは心地よいです。
個人宅でこれ程の高さを感じられる家はログハウス以外、そうは無いでしょう。
とても気持ちいい空間です。
屋根の傾斜をきつくすればする程、見栄えはよくなります。
ログハウスを建てる時に、屋根の勾配をどうするかがポイントになるのもうなづけるものがあります。
勿論、天井が高いゆえに面倒な点があります。
電灯を交換するのにも、掃除するにも脚立が必要になります。
風通りが良い間取りにすると、高い箇所の埃が風に飛ばされて舞うなんて事になります。
ログハウスには高い天井を掃除する道具が必要になります。
ロフトの広いオープンスペースで遊ぶ
生活空間である1階と違って、ロフトは遊び心をくすぐるスペースにすることができます。
間仕切りをしないで広いオープンスペースのままにすると、子供の遊び場にも、洗濯物を干すのにも使えます。
私はロッキングチェアを置いて物思いにふける場所にしています。
天井も高いので、オープンスペースにすると居心地よい場所になります。
これはログハウスならではの素敵な空間です。
棟木ビームを屋根裏から楽しむ
ログハウスは棟木のビームを家の中から楽しむ作りにすることも出来ます。
勿論、一般住宅の様に構造材を隠す事も出来ます。
でも、ログハウスを建てるならば、棟木や母屋などの構造材のビームはお薦めです。
家の中に長い線が走っているというのは、格好いいですよ。
アクセントになっているので、ついつい天井を見上げてしまいます。
ロフトで高い窓から景色を楽しむ
棟木に近い高い位置に窓を設置すると家の中にいながら空を見ることが出来ます。
天窓と違って、横から空を見るので、遠くの景色や山なども見えます。
面白いことに窓に近づかないで離れて見ると、外の山が大きく見えるのですよね。
不思議です。
1階から見る眺めと大違いです。
外の明るさが家の中に入りこみ、気持ちよいです。
高い天井が明るく見えます。
夜は外から見ると家の中の暖かい灯が見えて綺麗です。
不思議な空間 ドーマ
ロフトにドーマーを設けると居室として使えます。
ドーマって変わった空間です。
高いと低いが一緒になっています。
広いと狭いが相まった不思議な感じがします。
その上、壁が変わった形をしています。
天井が斜めになっているので、屋根裏の雰囲気もそのままです。
勿論、天井も壁も木なので、優しい茶系の部屋です。
ログハウス固有の三角のデッドスペースが出来てしまうのをドーマは解消してくれます。
ドーマは空間の有効利用にもなります。