ログハウスメーカー・工務店の評判

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歪な日本のログハウスメーカー事情

ログハウスメーカー、もしくは工務店を探す

ログハウスに住もうとした場合、まず行うのはログハウスの建築業者を探すことから始まります。

それらのログハウスメーカー・工務店の評判ってどうなのか?
気になる所だと思います。

まずは、日本で主流のログハウスの評判を知り、自分なりに評価していく事が必要だと思います。

特に最も大きいシェアをもつ、ログハウスメーカー、BESSってどうなのか、その評判と私の評価をまとめてみました。
 

 

知っておくべきログハウスメーカーの事情など

私が検討したログハウスメーカー

私が検討したログハウスメーカー
資料請求したり、モデルハウスを見たりしましても理解出来なかった事がある!

一般住宅化したログハウスの評判

一般住宅化したログハウスの評判
本当のログハウスではない一般住宅化したログハウスとは? またその評判は?


BESSのログハウスの評判

BESSのログハウスの評判
シェアNo.1のBESSの良い評判と悪い評判


 




 

私が検討したログハウスメーカー

ログハウスを建てようと検討する人は、まずはログハウスの雑誌を見てログハウスメーカーを探そうとするでしょう。

私もそうでした。あの頃は、ログハウスの雑誌が今よりも多く出版されていました。
だからログハウスメーカーを探すのは困難ではありませんでした。

資料請求をしたのは下記のログハウスメーカーです。
☆がついた所には、実際、モデルルームの見学にも行きました。

  • HONKA ☆
  • BIG FOOT(現在のBESS) ☆
  • TALO ☆
  • もくもく村 ☆
  • ビアンカ ☆
  • ノースウェスタンログホームズ
  • アルブロースチューガン

ビアンカのログハウス

モデルルームでは営業担当から色々説明を受けて勉強になりました。
どこも、とても熱心に対応してくれました。

私が受けた印象等を簡単に記すと以下の様になります。

  • HONKA ・・・ こだわりのあるログハウス、でも高い
  • BIG FOOT(現在のBESS) ・・・ 自由に展示場を回らせてくれる
  • TALO ・・・ 遠くて寒い所に展示場がありました
  • もくもく村 ・・・ フレンドリーな感じの担当者でした
  • ビアンカ ・・・ 当時は住宅展示場の中にもモデルルームがありました

私は今思うと後悔します。
モデルルームも行き、ログハウスの雑誌も良く読んだのですが、日本のログハウスメーカーは歪な状況になっていると理解できませんでした。

日本では本物のログハウスではなく、一般住宅化したログハウスが主流になっているのでした。

フィンランドのログハウス

後に分かった事ですが、フィンランドには結構なログハウスメーカーがあります。

本当は本物のログハウスを選ぶ選択肢もあるわけです。
でも、多くの人は知らずにログハウスメーカーを決めてしまいます。あまり良い傾向ではありません。

HONKA の様なログハウスがもっと安く建てられる筈だと私は思います。

フィンランドと取引できる工務店もあるので、相談してみると良いでしょうが ・・・

 

一般住宅化したログハウスの評判

日本には本当のログハウスはあまり建っていない。

あるログビルダーの話です。

BESSやTALO等、一般住宅に近い設計したログハウスの方が日本では多く建てられているといった意味です。

一般住宅化したログハウスを良く知ると、別にログハウスに拘らなくとも良いと思う人も多いでしょう。

そういう顧客のニーズに応えてか、ログハウスシェアNo.1のBESSも木の香りがするデザインの家も建築しています。

ログハウスに住みたいと願っている人は、フィンランド等の海外で見るログハウスとの違いを是非、知っておくべきです。
主に下記の4点です。

ノッチは四隅にあるだけ

ノッチは四隅にあるだけ
ノッチを極力省いて家の中をすっきり

部屋を仕切る壁はログ壁ではない

部屋を仕切る壁はログ壁ではない
一般住宅と変わらない間仕切り壁


ロフト(2階)はジャッキの柱や壁で

ロフト(2階)はジャッキのついた柱や壁でささえている
ノッチの代わりにジャッキを多く使ってロフトを支えている

居間直結の玄関

居間直結の玄関
玄関を開けると直ぐに居間になっている特異な間取り


 

ノッチは四隅にあるだけ

実は私もログハウスを検討している時は、BESSやTALO等のログハウスが普通だと思っていました。
多くの人がそう思って、建てているのだと思います。

すっきりしていて、一般住宅と変わらない感じ

家の中にいると、すっきりしていて、一般住宅と変わらない感じです。
家の中にノッチが無いのです。

ノッチはログが直角に組み合わさる部分です。ノッチがある事により、あらゆる方向から力が加えられても安定性を得られるわけです。


外に出られる様なドアやサッシの近くには、ノッチを入れるのが本当のログハウスです。

大きく開口部を開けてしまった事により、ログがバラバラになり易くなってしまったからです。
でも、それが下の様に一般住宅化したログハウスにはありません。

開口部にはノッチが必要なのに無い

そもそも5メートルを超える場合は、ノッチを入れるといった事になっている筈なのですが、徹底してノッチを無くしていますね。

 

部屋を仕切る壁はログ壁ではない

また、一階では部屋を仕切る壁もログを積みあげて作られるのが本当のログハウスです。
勿論、それ故、ノッチも組まれます。

本当のログハウスの多くは下の様に家の真ん中にノッチが出来る事になります。

家の中にノッチ

一般住宅化したログハウスでは、部屋を仕切る壁はロフト同様、普通の壁です。
だから、家の真ん中にノッチなどなく、すっきりしています。
 

ロフト(2階)はジャッキのついた柱や壁でささえている

一階の仕切りの壁がログで組まれていないので、ジャッキが上部に取り付けられています。
ロフト(2階)を支える為です。ジャッキを調整してロフトを水平にします。

ノッチのかわりにジャッキで天井を支える

ジャッキが多いと調整は大変です。でも、作るのは楽です。
低コストに作れるログハウスでもあるわけです。
 

居間直結の玄関

私もそうでしたが、一般住宅化したログハウスの展示場に行き、
” これがログハウスです ” と見せられると、そのまま信じてしまう事でしょう。

それでも違和感を拭い去れないのが、居間直結の玄関です。
玄関開けたらすぐご飯を家にした間取りになっていますね。

玄関と居間直結の間取り

フィンランドの様な寒い地域では住宅としてのログハウスにはちょっとした風除室があるのが普通らしいです。
冷気が家の中に入って来ない様に、玄関が一つの部屋になっているといった間取りです。

風除室がないとなると、山小屋ぐらいの建物らしいです。

日本の一般住宅化したログハウスの玄関は本場のログハウスでもないし、日本の一般住宅でもない、異様な間取りです。

日本では本当のログハウスを見るのが難しいかもしれません。

フィンランドでは、HONKAのログハウスの方が普通です。
TALO でも、私が行った千葉県の展示場では、本格的なログハウスが見れました。

でも、日本のログハウスメーカー業界が歪曲されてしまっている様です。

参考 ログハウスを建てる工務店側の裏事情

 

BESSのログハウスの評判

ログハウスの7割程のシェアを持っているのではないかと想定されているのがBESSです。
全国に展示場が最も多く、ログハウスでなくとも家を建てたいと願う人ならば、一度は展示場に行ってみると良いですね。

受付さえすれば自由に見学できる所が好評です。
今ではログハウス以外の家の方が多く取り扱っている様です。

BESSのログハウスの良い評判

BESSのログハウスの良い評判
魅力がこもったBESSのログハウス モデルルームは必見

BESSのログハウスの悪い評判

BESSのログハウスの悪い評判
意外と高いBESSのログハウス


 

BESSのログハウスの良い評判

何と言っても展示場が魅力的です。
私などは初めて訪れた時、すっかり魅了されてしまいました。

当時、1500円もするカタログを即買いました。
カタログもイラストでログハウスが紹介されていて、夢広がる所があります。

ビッグフットの展示場で楽しむ子どもたち

またスタッフも親切です。
土地探しから手伝ってくれるので、心強いです。

” ログハウスに住みたいです。でも、資金も土地も何もかも分かりません。 ” 
・・・ といった状態でBESSに行っても何も問題ないです。

実際、BESSのログハウスに住んでいる人の話を聞くと、本当に普通の家として住んでいるといった感じです。

夢のログハウスを実現出来たといった思いが伝わってきます。

家を建ててからも、BESSとお付き合いが続きます。メンテナンスの相談にのってもらえるからです。
BESSから独自の塗料を販売しているので、それらを使ってメンテナンスしている様です。

 

BESSのログハウスの悪い評判

良い話も聞きますが、他にも悪い評判を多く聞きます。
でもそれは、BESSがなんといってもログハウスのシェア、ナンバーワンだからだと思います。

少し割り引いて聞く必要を感じます。

BESSの優れた宣伝広告

BESSのログハウスは本当のログハウスではない。”
この手の悪い評価は、私が指摘する一般住宅化したログハウスであるという意味です。

big foot

すっかりBESSのログハウスが広まり、日本人が一般住宅化したログハウスが普通のログハウスと勘違いしている原因は、BESSの優れた広告宣伝力のせいであると私は考えます。

住宅という視点からすると全然、悪くはないのですが。

安く見せているが、実際は高い値段

BESSのログハウスの悪い評判は沢山聞きます。最も良く聞く悪い評判は値段です。
BESSは比較的手ごろな値段を目立つ様に出していますが、実際、見積もりを作ってもらうとかなり高い値段になってしまうのでした。

カスケードプラン

ちょっとした変更もメニューが決められていて、価格が上乗せされていきます。それで思っていた以上の価格になってしまう事も。

我が家と同じ程の値段で建てたBESSのログハウスを見させてもらいましたが、広さだけの比較でも、かなり小さかったです。

BESSより低コストで建てられるログハウスの工務店は結構、ありますよ。

BESSのログハウスは基礎が低い

ログの外壁の腐食の話も聞きます。
かなりシリアスな問題です。私はBESSのログハウスは基礎が低いのが原因している気がしています。

ビッグフットのチラシ

基本プランのままですと、BESSのログハウスは地面から近い高さからログ積みがされます。雨に当たり易いので腐食し易くなります。

天井も低く感じました

それに私の印象では、BESSのログハウスは一階の天井が、ちょっと低い感じがします。

ビッグフットの展示場の1Fの天井の高さ

我が家のログハウスの1階は、床から天井までは、17.5段のログが積みあがっており、高さは、2.6メートル程です。
それと比べるとBESSの展示場に行った折、圧迫感がありました。

ロフトを入れてログハウスの建物自体は8.5メートルまで高く出来るので、一階部分が低いと言う事は、建物自体が8.5メートルより小さめになってしまうかもしれません。

大工を指定して建ててもらう人も

BESSのログハウスにしては珍しく、なかなか良いログハウスがありました。
そのログハウスはプランを大幅にカスタマイズされていたので、BESSとは思えませんでした。

ビッグフットのカレントとコーラルのプラン

そのオーナーの話では、BESSにはあまり良い大工がいないので、大工を指定して建ててもらったとの事でした。
意外と要望に応じてくれたそうです。

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